水素点滴には様々な効果が期待できますが、メタボリックシンドロームの予防や改善もその中のひとつです。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち
2つ以上が組み合わさった状態のことを指しますが、脳卒中や心筋梗塞といった
命にかかわる病気のリスクを高めるため注意が必要です。
また、メタボを診断する際は、まず腹囲を計測して内臓脂肪の蓄積度合いをチェックします。
具体的には男性では85cm以上、女性では90cm以上であるかを確認し、ここに高血圧・高血糖・脂質代謝異常の
3つの基準のうち2つ以上が該当するとメタボと診断されます。
血圧は最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上が診断となっており、
どちらか一方もしくは両方が該当すると高血圧と診断されます。
血糖値は空腹時の値が110mg/dL以上が基準です。脂質代謝は中性脂肪が150mg/dL以上、
HDLコレステロールが40mg/dL未満のどちらか一方もしくは両方が該当すると脂質代謝異常と診断されます。
以上がメタボの診断基準となっていますが、水素点滴には脂肪燃焼を促進する働きがあるので、
メタボの予防・改善効果が期待できます。加えて、水素点滴には動脈硬化を予防する効果もあるので、
脳卒中や心筋梗塞などのリスク軽減も図れます。
水素点滴で使われる水素は、体内の悪玉活性酸素とのみ反応することで様々な作用を発揮します。
例えば、抗酸化作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用などが挙げられますが、脂肪燃焼の促進もその中のひとつです。
水素には、細胞内に存在するミトコンドリアを活性化させる作用があります。
ミトコンドリアは脂肪の燃焼を促進する役割を担っているため、水素点滴を受けることで
体内の脂肪が効率的に燃焼するようになります。
上記の通り、内臓脂肪の蓄積に、高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち2つ以上が組み合わさると
メタボと診断されますが、水素を体内に取り込んで脂肪燃焼効果が高まると
脂質代謝を促すこともできるため、メタボの予防や改善を図ることが可能です。
また、脂肪の燃焼が促進されるということはダイエット効果も期待できるということです。
なお、水素点滴には、脳卒中・脳梗塞・心筋梗塞・血栓症・ぜんそくといった疾患への効果も期待できますし、
エイジングケアや疲労回復などの効果も得られます。
水素点滴には様々な効果が期待できますが、目立った副作用も報告されていません。
安全に数多くの効果が得られることから、健康維持や病気予防など様々な目的で活用されています。